敏感肌に種類はある?

敏感肌の種類

お肌が過敏になっているといった敏感肌の症状ですが、これに種類はあるのでしょうか?
いくつか種類があるのなら自分が何タイプなのか気になりますよね。
これについてですが、敏感肌で必ず言われる種類などはそれほどないのが現状です。
なぜかというと、現在のところ、敏感肌とは一般の方の間でよく使われている通称に近いものとなり、医学的な定義がある症状ではないためです。
ですから敏感肌の中でさらに種類がいくつもあるといったことは、現状はありません。
ただ、敏感肌の原因とされるものはいくつか種類があります。
どんな原因でその症状が起こっているのか、それを知ると解決に向けての対策も取りやすくなりますから、原因の種類についていくつかご紹介しましょう。

空気の乾燥

お肌が過敏になるという敏感肌の症状ですが、これはお肌の乾燥が原因となっていることも多いです。
空気が乾燥しているとお肌の乾燥も起こりやすくなります。
実際にお肌が乾燥するとバリア機能が低下し、それが原因でお肌が敏感になっている場合があるのです。
このときはしっかり保湿することが対策となるでしょう。

不健康な生活習慣

お肌のターンオーバーが乱れることでバリア機能が低下することがあります。
ターンオーバーとは新しいお肌の細胞が生まれ、古い細胞が垢としてはがれていくサイクルのことです。
これが正常に回っていると健康なお肌となりますが、乱れるとバリア機能も低下し、敏感肌となることがあります。
睡眠不足、偏った食事、過労、過剰なストレス、喫煙、飲酒などはなるべく避け、健康的な生活をすることが大事です。

生理

生理のときには肌荒れしやすくなるなど、一時的に体調が悪くなることも多いですよね。
お肌の状態にも影響が出て、普段よりもバリア機能が低下するなど敏感肌の症状が出ることがあります。
これは避けようのない原因ですが、生理のときにはあまり無理をせず、しっかりお肌をケアすることが大事です。

加齢

年を取るとお肌も変化していき、若いころよりも刺激に弱くなることがあります。
それが原因で敏感肌と感じられることもありますね。
年齢とともに最適なスキンケアも変わっていきますから、若いころとケアの方法を変えるなどするといいでしょう。

敏感肌で悩んだら

ご紹介したような原因で敏感肌が起こる場合もありますが、その症状で悩んだら皮膚科での相談も一度考えてみるといいでしょう。
お肌の状態を医師が確認し、お肌の乾燥など敏感肌の原因と思われる症状があれば、その治療の薬など処方してくれます。
そのおかげで敏感肌が改善することもありますから、ずっと症状で悩んでいるときなど、一度相談してみるといいでしょう。